中国浙江省杭州タオイズム交流の旅|日本道観の道教交流

中国浙江省杭州タオイズム交流の旅 2015年3月11日〜12日

『周易』について語られる林道長と妙聴副学長

『周易』について語られる林道長と妙聴副学長

中国浙江省杭州タオイズム交流の旅

浙江省杭州は、呉越・南宋の都があった地で中国八大古都として知られています。稲作や遣唐使、仏僧が入宋して学んだ地であり、また多くの文化が日本へ伝えられ、古くから日本とのつながりが強いです。


浙江省杭州玉皇山福星観

浙江省杭州玉皇山福星観

福星観は『玉皇山廟志』(清代・卓炳森)によれば唐代開元年間(713-741年)に建てられ、もとの名を玉龍道院といいます。呂洞賓もこの玉龍道院に訪れたと伝えられています。


福星観を参拝

八卦の井戸

八卦の井戸

福星観 林道長と記念撮影

福星観 林道長と記念撮影

紫来洞

紫来洞。
清代の福星観紫東道長が玉皇山頂の洞窟を開鑿し作ったといわれ、またの名を飛龍洞といいます。

玉皇山より望まれる杭州八卦田

玉皇山より望まれる杭州八卦田。
八卦田は南宋王朝が臨安(杭州)に移った際、農業の発展を祈念して皇帝により作られました。



浙江省道教協会 抱朴道院

浙江省道教協会 抱朴道院

晋代(265-420年)に創建された悠久の歴史を持つ抱朴道院は、名前からわかるように『抱朴子』葛洪祖師を祭っています。かつては葛嶺と称され、葛洪が煉丹を行ったとされる井戸や、山上の初陽台では日の出を観測した場所といわれています。

浙江省道教協会 董中基会長と記念撮影

浙江省道教協会 董中基会長と記念撮影。
日中道教文化交流の歴史について、また、今後の交流発展について話し合われました。

浙江省道教協会

浙江省道教協会を参拝される妙聴住持道長

参拝される妙聴住持道長

抱朴道院は、かつては葛嶺と称されていました



浙江省博物館

浙江省博物館

古代杭州の呉越文化の歴史や文物を見学

古代杭州の呉越文化の歴史や文物を見学



西湖

杭州市の西に位置する西湖は中国の10大風景名勝の1つであり、現在、世界遺産の中で数少ない湖類の文化遺産です。
唐代の白居易(白楽天)・北宋の蘇東坡といった文人官吏によって整備が進められてきました。多くの中国文人に詠われています。

西湖 夜に行われる光と水のショー

夜に行われる光と水のショー



霊隠寺 飛来峰作像石窟

霊隠寺

杭州で最も古い仏教の寺院で、1700年の歴史があります。

飛来峰作像石窟

 

●浙江省杭州玉皇山福星観
HP:http://www.zjdjxh.org/tuwen?id=690&&url=dtfd
●浙江省道教協会 抱朴道院
HP:http://www.zjdjxh.org/ggjs
●浙江省博物館
1929年に開館した浙江省最大の博物館。当初は浙江省立西湖博物館といった。孤山館区、文瀾閣、西湖美術館、武林館区、黄賓虹紀念室、沙孟海旧居など7つの景区で構成されている。
・住所:浙江省杭州市西湖区孤山路25号
・電話:+86 571 8539 1628
●霊隠寺 飛来峰作像石窟
霊隠寺前の飛来峰の岩壁に刻まれ、冷泉渓(れいぜんけい)で霊隠寺と隔てています。飛来峰は石灰岩(せっかいがん)でできた山で、高さ168メートル、山頂には五代から元代までの石像が300余り散在しています。山には、青林洞(しょうりんどう)、玉乳洞(ぎょくにゅうどう)、竜泓洞(りゅうこうどう)など数多くの洞窟があり、また変わった形の岩石も点在しています。石壁には仏像、菩薩像と祖師像(そしぞう)が彫刻されています。これは浙江省で最大規模の彫塑群です。

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